ケアサービスがS高カイ気配、主力のデイサービスなど回復し21年3月期業績予想を上方修正
ケアサービス<2425>がストップ高カイ気配となっている。前週末15日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高を84億3100万円から86億3100万円(前期比4.7%減)へ、営業利益を6000万円から2億6000万円(同2.1倍)へ、純利益を2300万円から1億6500万円(同31.8%減)へ上方修正したことが好感されている。
緊急事態宣言が解除された6月以降は主力のデイサービスが既存・新規ともに回復しているほか、訪問入浴など訪問系サービスでは中重度の要介護者の受け皿、通所の補完需要などにより堅調に推移していることが要因としている。また、中国・上海の子会社が現地でのエンゼルケアサービスの認知の高まりにより施行件数が大幅に増加していることが貢献する。更に、各事業オペレーションの見直しや経費圧縮を進めたことも寄与する。