日進工具が大幅反発、21年3月期業績及び期末配当予想を増額修正
日進工具<6157>が大幅反発している。15日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高を74億1000万円から79億3000万円(前期比16.8%減)へ、営業利益を8億5000万円から14億6000万円(同34.2%減)へ、純利益を7億円から11億5000万円(同25.6%減)へ上方修正したことが好感されている。
5Gに対応したスマートフォン新機種の販売好調や自動車生産の回復に加えて、製品の流通在庫の調整一服などが要因としている。また、従来15円を予定していた期末配当予想について、10円増額して25円にするとあわせて発表しており、これも好材料視されている。年間配当は35円(従来予想25円)となり、前期実績に対しては10円の減配となる予定だ。