米国株見通し:伸び悩みか、政権移行を控え買いは慎重

市況
2021年1月19日 13時12分

(13時00分現在)

S&P500先物      3,789.88(+27.63)

ナスダック100先物  12,932.12(+129.87)

グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は160ドル高。欧州株高も波及し、今晩の米株式市場は買い先行となりそうだ。

15日の取引で主要3指数は続落。ダウは177ドル安の30814ドルで取引を終えた。バイデン次期大統領は1.9兆ドルの追加対策を発表したが、相場は過去最高値圏に浮上しているため材料出尽くしによる売りが優勢に。また、この日発表された小売売上高やNY連銀製造業景気指数が予想外に低調な内容となり、嫌気された。軟調地合いのなか金融緩和継続を背景に押し目買いも出たが、3連休を控え調整の売りが指数の持ち直しを抑制した。

本日は買い先行。欧州政治情勢は過度な懸念がいったん収束し、市場心理は改善の見通し。要人発言や経済指標の発表は予定されておらず、長期金利が持ち直せば金融株買いに振れやすく、決算発表のゴールドマン・サックスなどに動意が予想される。一方、バイデン次期政権の財務長官候補であるイエレン連邦準備制度理事会(FRB)前議長の公聴会で、為替に関する発言は輸出入関連への材料となろう。ただ、大統領就任式を控え、全般的に買いは慎重になりそうだ。

《TY》

提供:フィスコ

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