大阪ソーダが反発、電子部品製造工程用制電シートを製品化
大阪ソーダ<4046>が反発。20日の取引終了後、同社が開発した高性能カーボンナノチューブ分散液(CNT分散液)を用いた新規粘着素材をサカセ化学工業と共同開発し、「電子部品製造工程用制電シート」として製品化したと発表しており、これを好感する買いが入っている。
粘着素材にCNT分散液を用いることで、従来の電子部品製造工程用制電シートに施すコーティングやカーボン添加が不要となるという。今回開発した電子部品製造工程用制電シートは、光の上下透過、搭載物の裏面検知を可能とし、多彩な画像認識・検知方法に対応できるため、特に電子・精密部品の検査工程の自動化や受け入れ時間の短縮に貢献するとしている。