住友林が6%超の急反発、好調な米国住宅市況追い風に押し目買い流入
住友林業<1911>が大幅高で4日ぶり急反発、6%を超える上昇で2100円近辺まで上値を伸ばした。住宅・建築や不動産事業を展開するが、米国を中心に海外でも実績が高い。米国ではコロナ禍にあっても住宅需要は旺盛で、昨年11月まで直近3カ月の住宅着工件数は3カ月連続の増加となり、しかも11月については154万7000戸(季節調整済み、年率換算)とコロナショックで世界が揺らぐ前の昨年2月以来9カ月ぶりの水準だった。そしてきょう日本時間夜に12月の住宅着工件数が発表される見通しで、これも156万戸前後と堅調な推移が見込まれている。同社株は堅調な米国の住宅市況を背景に機関投資家とみられる押し目買いを呼び込んでいる。