28日の株式相場見通し=大幅反落、米株急落を受けリスクオフ

市況
2021年1月28日 7時59分

28日の東京株式市場は、リスク回避の売り圧力が強まり日経平均は大きく下値を試す展開を余儀なくされそうだ。前日の欧州株市場が軒並み安に売られ、米国株市場でもNYダウなど主要株指数が大きく値を崩したことで、足もと投資家の不安心理が高まっている。FOMCでは大規模金融緩和政策の維持を決定したほか、注目されたパウエルFRB議長の記者会見でも金融緩和は雇用とインフレ目標が達成されるまで継続する姿勢を示した。テーパリング検討の可能性についても時期尚早との認識を改めて示したが、株式市場は利益確定を急ぐ動きが止まらなかった。東京市場では欧米株安を受け、市場のセンチメントが急速に冷え込む展開となり、先物主導で2万8200円前後への急反落が予想される。個別企業の決算発表を絡め売り一巡後に押し目買いの動きが出るかどうかも注目される。

27日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比633ドル87セント安の3万303ドル17セントと5日続落。ナスダック総合株価指数は同355.467ポイント安の1万3270.598だった。

日程面では、きょうは20年12月の商業動態統計、12月の建機出荷額など。海外では1月の独CPI速報値、10~12月の米実質GDP速報値、12月の米景気先行指標総合指数、12月の米新築住宅販売件数など。

出所:MINKABU PRESS

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