KIMOTOが急反発、第3四半期営業利益が通期計画上回る
KIMOTO<7908>が急反発している。1月29日の取引終了後に発表した第3四半期累計(20年4~12月)連結決算が、売上高81億9600万円(前年同期比7.6%減)、営業利益8400万円(前年同期3億500万円の赤字)、最終利益3700万円(同10億2200万円の赤字)と黒字転換し、通期予想営業利益を上回って着地したことが好感されている。
新型コロナウイルス感染症の影響で上期は減収、営業赤字となったものの、第3四半期に入り主要取引先の事業活動回復が鮮明になり、これを受けてIoT関連製品向け高付加価値製品の受注が増加したほか、5G関連製品も好調に推移し収益回復に貢献した。
なお、21年3月期通期業績予想は、売上高111億円(前期比7.6%減)、営業利益2000万円(前期7700万円の赤字)、最終損益5000万円の赤字(同8億2100万円の赤字)だった。