エンプラスは大幅高で3連騰、全体波乱の地合いも関係なく上値突き進む展開
エンプラス<6961>が大幅高で3連騰。前週後半は日経平均が2営業日で1000円近い下落となるなか、同社株はストップ高を含め続伸という異彩の上昇パフォーマンスをみせた。きょうも、その余勢を駆って目先筋の利食いをこなし上値指向を明示している。精密プラスチック加工のトップメーカーで技術力の高さが売り物。光拡散レンズなど独自開発力の高さも注目されている。車載向け半導体市場が拡大し需給が逼迫する環境は同社にとって強力な追い風となっている。21年3月期業績予想は営業利益段階で従来予想の13億円から16億5000万円に増額したほか、発行済株式総数の12.75%にあたる上限125万株の自社株買いを発表するなど、株価意識の高い会社として評価されている。