SCSKが続急伸、21年3月期業績及び配当予想を上方修正
SCSK<9719>が続急伸している。1月29日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高を3800億円から4000億円(前期比3.8%増)へ、営業利益を410億円から450億円(同12.4%増)へ、純利益を290億円から315億円(同9.5%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を65円から70円へ引き上げたことが好感されている。
顧客企業において、新型コロナウイルスの感染拡大防止に端を発したリモートワークをはじめとする非対面・非接触の新しい働き方・事業活動の確立に向けてのデジタル化需要が高まっていることに加えて、急激な環境変化に対応するデジタルトランスフォーメーション(DX)・ビジネス革新関連のIT投資需要が増加しており、こうした環境下の足もとの受注動向や第3四半期業績を考慮したという。
なお、第3四半期累計(20年4~12月)決算は、売上高2908億6600万円(前年同期比3.5%増)、営業利益339億9700万円(同7.8%増)、純利益237億8200万円(同7.2%増)だった。