株価指数先物【昼のコメント】25日線水準が心理的な上値抵抗として意識される

市況
2021年2月1日 12時15分

日経225先物は11時30分時点、前日比300円高の2万7870円(+1.08%)前後で推移している。買い先行ながら寄り付きは2万7670円とシカゴ先物(2万7780円)を下回って始まり、現物の寄り付き直前には2万7580円まで上げ幅を縮める場面がみられた。しかし、現物の寄り付き後は急速に切り返し2万7900円を回復すると、前場半ばには2万7950円まで上昇。前引けにかけてはこう着感が強まり、2万7850円~2万7900円辺りで推移している。

寄り付き後は週末の終値水準まで上げ幅を縮めたが、その後は強い戻りをみせている。しかし、テクニカル面では25日移動平均線が2万7925円、5日移動平均線が2万8126円水準に位置しており、これらが抵抗線として意識されやすく、手掛けづらいところである。また、指数寄与度の大きいソフトバンクグループ <9984> 、エムスリー <2413> は反発をみせているが、先週末の下げを埋めた程度であり、東京エレクトロン <8035> などでは自律反発の範囲内である。

なお、前引けのTOPIXは0.82%の上昇であり、日銀のETF買い入れはないだろう。NT倍率は先物中心限月で若干上昇しているが、トレンド反転を確認する段階ではない。グローベックスの米株先物は小幅な下げにとどまっており、後場も自律反発を意識した流れが続きやすいが、短期的な値幅取りのほか、2万8000円接近では戻り売りを意識したコール売りによるプレミアム狙いに向かおう。

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