タダノが大幅続落、21年3月期最終損益を赤字幅拡大へ下方修正
タダノ<6395>が大幅続落している。1月29日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、最終損益を79億円の赤字から109億円の赤字(前期78億7600万円の黒字)へ下方修正したことが嫌気されている。
米国排ガス規制の緩和措置違反に伴い、排ガス規制関連損失引当金繰入42億700万円を特別損失として計上することが要因としている。なお、売上高1820億円(前期比20.2%減)、営業損益47億円(前期139億4900万円の赤字)は従来見通しを据え置いている。
また、同時に発表した第3四半期累計(20年4~12月)決算は、売上高1325億4300万円(前年同期比11.0%減)、営業損益18億3400万円の赤字(前年同期94億1900万円の黒字)、最終損益76億6800万円の赤字(同57億8300万円の黒字)だった。