住友ベは続急伸、21年3月期最終利益予想を一転22%増益に上方修正
住友ベークライト<4203>は続急伸。1日の取引終了後、21年3月期の連結最終利益を従来予想の74億円から110億円へ上方修正すると発表。従来の17.6%減益予想から一転して22.4%増益見通しとなり、これを好感する買いが入っている。
半導体関連材料がテレワーク関連や5G通信、車両用途の需要増加を背景に販売が一段と伸びるほか、自動車向け高機能プラスチックも想定より増加する見込みとなった。また、連結子会社化した川澄化学工業の業績上積みに加え、コスト削減の進展なども利益を押し上げる。