エレマテック---3Q増益、基本戦略の取り組みを強化
エレマテック<2715>は1月29日、2021年3月期第3四半期(20年4月-12月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比2.0%減の1,316.89億円、営業利益は同2.2%増の37.32億円、経常利益は同3.7%増の35.83億円、親会社に帰属する四半期純利益は同0.3%増の25.48億円となった。
ODMビジネスの強化や新規顧客開拓、新商材の発掘といった基本戦略の取り組みを強化し、ドライブレコーダー、電子部品、ゲーム機関連部材等の販売は増加したものの、主に新型コロナウイルス感染症の影響による自動車市場における生産活動停滞の影響を受け、売上高は微減となった。売上高の減少に伴い売上総利益が減少したが、出張自粛等により販売費及び一般管理費が減少したことから増益となり、経常利益および親会社株主に帰属する四半期純利益も増益となった。
2021年3月期通期については、売上高が前期比0.9%減の1,740.00億円、営業利益が同7.7%減の44.00億円、経常利益が同6.7%減の42.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同11.1%減の29.00億円とする2020年7月29日に公表した業績予想を据え置いている。
《ST》