株価指数先物【昼のコメント】2万8000円接近では底堅さが意識されるが、東エレクの戻りの鈍さが不安要因

市況
2021年2月2日 12時17分

日経225先物は11時30分時点、前日比210円高の2万8350円(+0.74%)前後で推移している。寄り付きは2万8300円とシカゴ先物(2万8295円)にサヤ寄せして始まった。現物の寄り付き直後には2万8070円と下げに転じる場面がみられたが、2万8000円接近では底堅さが意識され、前場半ばにかけての戻りによって寄り付き水準を回復。その後、2万8300円近辺での保ち合いが続くなか、前引け間際に上げ幅を拡大。

ランチタイムでは2万8380円まで値を上げている。グローベックスの米株先物はNYダウ、ナスダック100先物ともに上昇していることもあり、短期筋のショートカバーに向かわせているようである。NT倍率は先物中心限月で15.31倍まで低下する場面がみられたが、その後15.35倍まで戻してきており5日移動平均線(15.34倍)辺りでの攻防をみせている。なお、前引けのTOPIXは0.96%の上昇であり、日銀のETF買い入れはないであろう。

指数寄与度の大きいところではソフトバンクグループ <9984> 、アドバンテスト <6857> が指数をけん引している。ただし、東京エレクトロン <8035> は堅調に推移しているものの、先週末の大幅な下げに対する半値戻し程度にとどまっている。戻りの鈍さが嫌気されるようだと、次第に先物でショートポジションの積み上げに向かわせやすい。

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