豊田織は一段高、21年3月期業績予想と期末配当計画を上方修正
豊田自動織機<6201>が後場一段高となり、上場来高値を更新した。同社はきょう午前11時40分頃に、21年3月期通期の連結業績予想を修正。営業利益見通しは前期比14.2%減の1100億円(従来予想は850億円)に引き上げた。
売上高予想は同3.3%減の2兆1000億円(従来予想は2兆円)に上方修正。自動車向けエンジンやカーエアコン用コンプレッサーなどの販売や、産業車両の売り上げが伸びていることを踏まえ、通期業績予想を見直した。
加えて、期末配当を従来計画比10円増額の80円(前期は80円)にすると発表。中間配70円をあわせた年間配当は150円(前期は160円)となる。