株価指数先物【昼のコメント】利食い優勢ながらTOPIX型の断続的なインデックス買いが入る

市況
2021年2月10日 12時21分

日経225先物は11時30分時点、前日比変わらずの2万9500円(±0.00%)前後で推移している。寄り付きは2万9410円とシカゴ先物(2万9410円)にサヤ寄せして始まった。その後も利食いに押される形から2万9350円まで下げ幅を広げる場面がみられたが、ナイトセッションでつけた安値でもある同水準は割り込むことなく、押し目買い意欲の強さがうかがえた。前場半ば辺りまでは2万9450円を挟んだこう着が続くなか、前引けにかけては買い戻しの流れが強まり、一時2万9540円まで上げ幅を広げる場面も見られた。

指数寄与度の大きいソフトバンクグループ <9984> 、ダイキン工業 <6367> 、ホンダ <7267>日経平均株価をけん引する形となっている一方、値がさハイテク株の一角は利食いに押されており、日経平均の重荷になった。そのなかでTOPIX型のインデックス買いが断続的に入っているようであり、NT倍率は先物中心限月で15.23倍まで低下し、25日移動平均線(15.30倍)を下回ってきている。

なお、前引けのTOPIXは0.46%の上昇のため、後場は日銀のETF買い入れは入らないとみられており、祝日を控えて基本的に後場は徐々に商いが細りそうだ。しかし、昨日はTOPIX先物でJPモルガンからの大量買いが目立っていただけに、祝日前に先回り的な買いが入ってくるようだと、強含みの展開も想定されよう。

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