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株価指数先物【昼のコメント】幻のSQとなり上値抑えられるも押し目買い意欲の強さは継続

市況
2021年2月12日 12時19分

日経225先物は11時30分時点、前日比40円高の2万9460円(+0.13%)前後で推移している。寄り付きは2万9470円とシカゴ先物(2万9455円)を上回って始まると、現物の寄り付き時には一時2万9670円まで急伸する場面がみられた。しかし、買い一巡後はじりじりと上げ幅を縮めており、前場半ばには2万9400円と下げに転じている。ただし、引き続き押し目買い意欲の強さがみられる状況は変わらず、前引けにかけては2万9450円を挟んでの推移が続いている。

バイデン政権が半導体不足への対応を検討していると伝わり、半導体株が軒並み買われたことで、前日の米国市場で半導体SOX指数は大きく上昇。これを受けて東京市場でも指数寄与度の大きい東京エレクトロン <8035> 、アドバンテスト <6857> などに買いが向かい、日経225先物を押し上げる形となったようだ。一方で、ADR市場でみられたようにソフトバンクグループ <9984> の下落が重荷となった。

もっとも、2万9500円処での底堅さがみられ、週末要因もあって下に仕掛けてくる動きは限られよう。また、SQ値も概算で2万9718円17銭と大きく上昇しており、これが幻のSQの形となることから、上値を追う流れにはなりづらい。なお、前場のTOPIXは0.07%の上昇であり、後場は日銀のETF買い入れは入らないとみられる。

株探ニュース

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