UFHDは4日続伸、21年12月期営業益予想2.5倍で6円増配へ
合皮の製造・販売を手掛けるウルトラファブリックス・ホールディングス<4235>が4日続伸となっている。同社は15日取引終了後に、21年12月期通期の連結業績予想と配当計画を公表。営業利益見通しを前期比2.5倍の10億円としていることや、期末一括配当を前期比6円増配の26円にする方針を示したことが好感されているようだ。
売上収益は同20.0%増の120億円を見込む。市場や顧客の需要変化に対応して販売体制や商品構成を見直すとともに、デジタルマーケティングによる積極的な販売活動を継続し、また高い抗菌性や簡易なメンテナンスなどの新規需要に応える製品の販売拡大に注力するとしている。
あわせて、21年12月期を初年度とする3カ年の中期経営計画も発表。最終年度となる23年12月期の数値目標として、売上収益145億円、営業利益21億円を掲げている。