仮想通貨関連が軒並み安、ビットコイン価格の急反落受け短期筋の売り誘発
マネックスグループ<8698>をはじめ、リミックスポイント<3825>、セレス<3696>、GMOフィナンシャルホールディングス<7177>、ルーデン・ホールディングス<1400>といったこれまで株価を急上昇させていた仮想通貨関連株が軒並みウリ気配でスタートするなど大きく下落に転じている。ビットコイン価格が直近急反落しており、これが短期筋の関連銘柄への売りを誘発する格好となった。ビットコイン価格は21日に5万8000ドル台で最高値をつけた矢先だが、22日、23日の2日間で4万ドル台前半まで一気に水準を切り下げるなど反乱展開となっている。ビットコインへの投資資金の流入は半ばマネーゲーム的な様相にあったことで、その反動も当然予想されたところだが、実際に急落に転じたことでその余波も大きくなっている。米国株市場では、ビットコインを15億ドル分購入したと発表したことで注目を集めた米テスラ株も急落するなど、投機筋のセンチメント悪化を助長している。