神鋼商が後場上昇、21年3月期業績予想と期末配当計画を上方修正
神鋼商事<8075>が後場に入って上昇している。同社はきょう午後1時頃に、21年3月期通期の連結業績予想を修正。営業利益見通しは前期比13.0%減の42億円(従来予想は27億円)に引き上げた。
売上高見通しも同16.2%減の7844億円(従来予想は7500億円)に上方修正した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で生産が減少していた自動車業界などが想定を上回る回復をみせていることが追い風。また、経費削減の効果に加え、取り扱い商材の相場などが上昇していることが利益面に寄与するとしている。
また、こうした状況を踏まえて期末配当を従来計画比20円増額の35円とする方針を表明。中間配15円とあわせた年間配当は50円となる。