ジャパンエンがS高、近海船用主機関として6UEC35LSE-B2機関3台を受注
ジャパンエンジンコーポレーション<6016>がストップ高の1127円に買われている。2日、尾道造船(神戸市中央区)が、商船三井<9104>向けに建造する載貨重量1万7500トン型近海船用主機関として、6UEC35LSE-B2機関3台を受注したと発表しており、これが好感されている。
同船は、環境負荷低減を目的としたGHG(温室効果ガス)規制EEDIフェーズ3を先行適用する環境負荷低減船。ジャパンエンが今回受注した主機のうちの3台目は、尾道造船と共に開発したMGO専焼機関への変更オプション付きとなっており、現状のMGO専焼機関と異なり、水以外の多種多様な液体燃料との混焼も可能であり、GHG削減に寄与できるアンモニアや、バイオ燃料、エタノールなどと混焼させることで、今後の規制強化に応じてGHGを削減することが可能な高いポテンシャルを有しているという。