東映アニメが3日続伸、AI技術によるアニメ制作効率化の実験的取り組みを共同実施
東映アニメーション<4816>が3日続伸している。午前11時ごろ、Preferred Networks(プリファードネットワークス、東京都千代田区)と深層学習による画像変換技術、セグメンテーション技術などを映像制作に活用する実験的な取り組みを共同で行ったと発表しており、これが好感されている。
今回の取り組みは、人工知能(AI)技術を活用してアニメ制作を効率化するのが狙い。東映アニメの新規IP研究開発チーム「PEROs」が今年2月に公開した、佐世保市を舞台にした実験映像「URVAN(ウルヴァン)」の背景美術制作に、プリファードが開発したアニメの背景美術制作支援ツール「Scenify(シーニファイ)」が活用されたという。また今後は、東映アニメのアニメ作品制作にScenifyを適用することを目指して、更に機能開発を進めるとしている。