扶桑化学が3日続伸、21年3月期の営業利益及び配当予想を上方修正

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2021年3月15日 10時04分

扶桑化学工業<4368>が3日続伸している。前週末12日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、営業利益を81億5000万円から95億円(前期比7.6%増)へ、純利益を56億円から66億円(同5.9%減)へ上方修正し、営業減益予想から一転して増益予想としたほか、23円を予定していた期末配当予想を25円に引き上げるとあわせて発表したことが好感されている。

ライフサイエンス事業で産業向け製品の売り上げ低下や米国市場低迷の影響を受け、売上高は422億円から416億円(同0.7%増)へ下方修正したものの、急速なデジタル化の進展による半導体需要が加速したことで、電子材料及び機能性化学品事業で、主力の超高純度コロイダルシリカの販売が好調に推移したことや、生産性の向上、継続的なコスト削減効果などが寄与し利益を押し上げるという。なお、年間配当は48円となり、前期実績に対しては2円の増配になる予定だ。

出所:MINKABU PRESS

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