GAテクノが急落、第1四半期営業損益は赤字幅が拡大
GA technologies<3491>が急落している。15日の取引終了後に発表した第1四半期(20年11月~21年1月)連結決算が、売上高120億8200万円(前年同期比22.8%増)、営業損益6億4400万円の赤字(前年同期4600万円の赤字)、最終損益5億9300万円の赤字(同8400万円の赤字)となり、赤字幅が拡大したことが嫌気されている。
会員数の増加で、主力の不動産テック総合サービス「リノシー」の売り上げが順調に増加したものの、セールス人員を別部門に異動させたことや、商品調達の質・規模を拡大したことで粗利率が低下。また、積極的な採用活動による人件費や売り上げ拡大に伴う広告費が増加したことも損益悪化につながった。
なお、21年10月期通期業績予想は、売上高850億円(前期比34.8%増)、営業利益24億5500万円(同30.0%増)、最終利益10億円(同10.6%増)の従来見通しを据え置いている。