キャリアデザが続急伸、採用需要の回復で21年9月期業績予想を大幅増額
キャリアデザインセンター<2410>が続急伸。16日の取引終了後、21年9月期の連結経常損益予想を従来の3億7000万円の赤字から2億円の黒字(前期は2億1900万円の赤字)に上方修正すると発表しており、これが好感されている。
IT業界などの採用需要が回復するなか、メディアの「エンジニア」マーケットを中心に新規の案件開拓強化を進めたことで、各事業における取引社数が増加し、上期(10~3月)の売上高が計画を大幅に上回って推移していることを反映した。下期もテレビCMなどの広告宣伝を投下し登録者獲得の強化を進める構えだ。併せて、株主優待として21年3月末時点で1000株以上を保有する株主を対象に、新潟県魚沼産コシヒカリ(予定)5kgを贈呈すると発表したことも好材料視されている。