★本日の【イチオシ決算】 ＪＴＯＷＥＲ、メドレー、ビジョナリー (3月17日)
１）本日（3月17日）引け後に発表された決算・業績修正
●イチオシ決算
【ＪＴＯＷＥＲ <4485> [東証Ｍ]】 ★今期経常を40％上方修正・最高益予想を上乗せ
◆21年3月期の連結経常利益を従来予想の2億5800万円→3億6000万円に39.5％上方修正。増益率が52倍→72倍に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。国内IBS事業で請負工事などの一時収益やインフラシェア売上高が想定より伸びることが寄与。新型コロナウイルスに対応したリモートワーク体制の実施や人材採用の後ずれによる経費減少に加え、ローカル5G事業で予定していた実証関連費用が来期の計上になることも上振れにつながる。
●サプライズな決算発表・業績修正
メドレー <4480> [東証Ｍ] ★今期経常を54％上方修正
◆21年12月期の連結経常利益を従来予想の2.8億円(予想レンジ中値)→4.3億円(同)に53.6％上方修正。2月に連結子会社化したメディパスの業績上積みに加え、緊急事態宣言の再発出による影響下で人材プラットフォーム事業と医療プラットフォーム事業が好調に推移していることが上振れの要因となる。
神鋼環境 <6299> [東証２] ★今期最高益予想を上方修正、配当も15円増額
◆21年3月期の連結経常利益を従来予想の48億円→52億円に8.3％上方修正。増益率が36.0％増→47.4％増に拡大し、従来の9期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。今期業績の上方修正は2月に続き、2回目。前回予想から一段の収益改善を見込むことに加え、懸念事項における費用発生が最小限にとどまることが上振れの要因。
業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の45円→60円(前期は45円)に大幅増額修正した。
コーセル <6905> ★6-2月期(3Q累計)経常は2.1倍増益・通期計画を超過
◆21年5月期第3四半期累計(20年6月-21年2月)の連結経常利益は前年同期比2.1倍の27.2億円に急拡大して着地。半導体製造装置関連需要が急回復するなか、主力の国内を中心にユニット電源やオンボード電源の販売が大きく伸びたことが寄与。コスト削減やコロナ禍による経費支出の先送りに加え、為替によるプラス影響も大幅増益に貢献した。
通期計画の26.3億円をすでに上回っており、業績上振れが期待される。
ビジョナリー <9263> [ＪＱ] ★5-1月期(3Q累計)経常は8.2倍増益・通期計画を超過
◆21年4月期第3四半期累計(20年5月-21年1月)の連結経常利益は前年同期比8.2倍の9億0800万円に急拡大して着地。家主交渉による店舗賃料の減免や経費コントロールの徹底などが奏功し、採算が大きく改善したことが寄与。雇用調整助成金を計上したことことも大幅増益につながった。
通期計画は6500万円の赤字を据え置いており、業績上振れが期待される。
■引け後発表
◆第3四半期決算：
<3549> クスリアオキ
合計1社
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