武田は我が道を行く11連騰、全体波乱相場もディフェンシブの強み発揮
武田薬品工業<4502>が全体波乱相場のなかもディフェンシブストックとしての強みを存分に発揮し、きょうで11連騰という異色の上げ足をみせている。日経平均寄与度の高い値がさ株の下げが全体相場を波乱に導いているが、同社は影響力こそ軽微ながら日経平均のプラス寄与度でトップとなっている。米長期金利の上昇などに影響されにくく、新型コロナワクチンに絡む思惑材料を内包しているほか、4%を超える高配当利回りであることも株価の上値追い材料となっている。