ゼネテックは大幅高、21年3月期の営業利益及び配当予想を上方修正
ゼネテック<4492>は大幅高。22日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、営業利益を1億円から1億8000万円(前期比46.3%減)へ、純利益を7000万円から1億2500万円(同41.0%減)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を8円から15円へ引き上げたことが好感されている。
デジタルソリューション事業でオートモーティブ関連分野の受注が低調だったことや、エンジニアリングソリューション事業で工作機械の設備投資減退の影響を受けたことなどから、売上高は45億9000万円から40億5000万円(同14.2%減)へ下方修正した。ただ、災害発生時位置情報通知サービスを行うココダヨ事業の売り上げが想定以上に伸びているほか、全社を挙げて経費削減に取り組んでいることが利益押し上げに寄与するという。