レノバ、ウエストHDなど太陽光発電関連が高い、気候変動サミットにらみ再攻勢
レノバ<9519>が3日続伸で上値指向を強めているほか、ウエストホールディングス<1407>もここ戻り足が鮮明で、中期波動の分水嶺である75日移動平均線とのマイナスカイ離をほぼ埋める状況となった。全体相場は軟調ながら、両銘柄とも今年1月下旬から調整トレンドで売り物がこなれていたことで、目先資金シフトの動きがみられる。太陽光発電関連のツートップ銘柄に位置づけられ、4月下旬にバイデン米政権が主催する温暖化ガスの主要排出国などを集めた気候変動サミットを前に、上値を見込んだ買いが流入している。バイデン政権では3兆ドル規模の巨額の経済対策を近く提示する計画が伝わっており、環境インフラ整備の拡充に力を入れる方針にあることから、再生可能エネルギー周辺株には追い風となる公算が大きい。