東京株式(前引け)=続急落、94%の銘柄が値を下げる

市況
2021年3月24日 11時45分

24日前引けの日経平均株価は前営業日比530円06銭安の2万8465円86銭と続急落。前場の東証1部の売買高概算は8億3164万株、売買代金概算は1兆6058億8000万円。値上がり銘柄数は114、対して値下がり銘柄数は2049、変わらずは28銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は前日の米国株市場で主要株指数が総じて下げたことからリスクオフの流れが継続、日経平均は引き続き下値模索の展開を強いられた。欧州で新型コロナウイルスの感染拡大が景気回復を遅らせるとの思惑が景気敏感株を中心に売りに拍車をかけている。アジア株市場が全面安となったこともあり、日経平均は前場後半から下げ幅を一気に広げ500円を超える下落となった。半導体関連が買われた以外はほぼ全面安商状で値下がり銘柄数は2000を超え、東証1部全体の94%にあたる銘柄が下落した。

個別ではソフトバンクグループ<9984>が安く、ファーストリテイリング<9983>の下値模索も続いている。日本航空<9201>が大幅安、トヨタ自動車<7203>、ソニー<6758>なども安い。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクの下げもきつい。わかもと製薬<4512>は連日のストップ安でウリ気配に張り付いている。ハブ<3030>、セントケア・ホールディング<2374>、キャリアリンク<6070>なども急落。半面、東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>、ニコン<7731>など半導体関連が買われた。ダントーホールディングス<5337>が物色人気となったほか、アスクル<2678>、ウエルシアホールディングス<3141>なども高い。

出所:MINKABU PRESS

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