来週の為替相場見通し=日銀短観と3月米雇用統計など注視

通貨
2021年3月26日 18時10分

来週の外国為替市場のドル円相場は、日本が新年度入りするなか重要イベントは目白押しであり、110円を目指すドル高があるかが焦点となりそうだ。予想レンジは1ドル=109円20~110円20銭。

今週は26日の欧州時間に109円50銭近辺へドルが上昇する堅調な値動きとなった。来週は、国内では4月1日に3月日銀短観が予定されている。大企業製造業の景況判断指数(DI)はマイナス1(前回はマイナス10)と改善することが予想されている。また、海外では31日に中国3月製造業PMI、米3月ADP雇用統計、翌4月1日に米3月ISM製造業景況指数、そして2日に米3月雇用統計が公表される。最大の焦点は米雇用統計であり非農業部門雇用者数は前月比58万人増(2月は37万9000人増)が予想されている。米国の雇用情勢の堅調さが裏付けられれば、一段のドル買い要因となりそうだ。

出所:MINKABU PRESS

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