グラファイトはS高カイ気配、21年モデル伸長し21年2月期業績は計画上振れ
グラファイトデザイン<7847>はストップ高の575円水準でカイ気配となっている。前週末26日の取引終了後、集計中の21年2月期単独業績について、売上高が24億5000万円から26億400万円(前の期比2.4%増)へ、営業利益が1億3500万円から1億9800万円(同3.2倍)へ、純利益が6000万円から1億2600万円(同2.8倍)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感されている。
主力の自社ブランドシャフト(TourAD)21年モデルが前年モデルを上回る受注で推移したことに加えて、旧モデルを新カラーにリニューアルしたところ、大手クラブメーカーのメインカスタムシャフトに採用され、想定以上に出荷数が伸びたことが要因。また、販管費の削減効果や、期末に向け為替相場の変動があったことも寄与した。なお、業績見込みの修正にあわせて、従来15円を予定していた期末配当を20円(前期20円)に引き上げた。