ホクシンが3連騰、下期以降販売回復し21年3月期業績予想を上方修正
ホクシン<7897>が3連騰している。前週末26日の取引終了後、21年3月期の単独業績予想について、売上高を87億円から90億円(前期比14.6%減)へ、営業損益を4000万円の赤字から9000万円の黒字(同59.5%減)へ、純利益を1000万円から1億2000万円(同22.1%減)へ上方修正したことが好感されている。
下期以降販売が回復していることに加えて、製造経費の圧縮によるコストダウンやエネルギーコストの低減による売上総利益率の改善が要因。また、1月に受電電力低減に協力し4600万円の営業外収益が計上されたことも寄与する。同時に、未定としていた期末一括配当予想を1円50銭(前期2円)にすると発表した。