★本日の【イチオシ決算】 KTK、ジェーソン、パ・システム (3月29日)
1)本日(3月29日)引け後に発表された決算・業績修正
●イチオシ決算
【KTK <3035> [JQ]】 ★今期経常を一転2%増益に上方修正・最高益更新へ
◆21年8月期の連結経常利益を従来予想の2.8億円→3.5億円に23.5%上方修正。従来の17.2%減益予想から一転して2.3%増益を見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。上期に基盤事業のリサイクルトナーの出荷が堅調に推移したほか、テレワークやWEB会議に対応するネットワーク機器・セキュリティ機器など好採算品が伸びたことが寄与。感染症対策として消毒液や飛沫防止パネルの販売が増加することも上振れに貢献する。
●サプライズな決算発表・業績修正
ジェーソン <3080> [JQ] ★前期経常を8%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も4円増額
◆21年2月期の連結経常利益を従来予想の11.9億円→12.8億円に8.3%上方修正。増益率が50.8%増→63.4%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。巣ごもり需要の拡大を背景に、主力とする生活必需商品の販売が好調だったことが寄与。低価格戦略も支持された。また、販売費などの削減効果も上振れの要因となった。
業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の9円→13円(前の期は9円)に大幅増額修正した。
パ・システム <3847> [JQ] ★今期経常を53%上方修正、配当も15円増額
◆21年3月期の連結経常利益を従来予想の4.7億円→7.1億円に52.6%上方修正。減益率が42.9%減→12.9%減に縮小する見通しとなった。政府のGIGAスクール構想を背景に、小・中学校向けにパソコンやネットワーク機器の販売が大きく伸びることが寄与。感染症対策費用の支出軽減に加え、対面での営業や会議の減少なども上振れにつながる。
業績上振れに伴い、期末一括配当を従来計画の110円→125円(前期は120円)に増額修正した。
2)3月30日の決算発表銘柄(予定) ★は注目決算
■引け後発表
◆本決算:
<2778> パレモ・HD [東2]
<7545> 西松屋チェ ★
◆第1四半期決算:
<3244> サムティ
<9972> アルテック
◆第2四半期決算:
<3174> ハピネス&D [JQ]
<3440> 日創プロニ [東2]
<6196> ストライク
<6264> マルマエ
◆第3四半期決算:
<2792> ハニーズHD
<3892> 岡山製紙 [JQ]
<6083> ERIHD
<9265> ヤマシタHD
合計12社
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株探ニュース