アクセル---業績予想及び配当予想の修正、営業利益は2.86倍の5.15億円
アクセル<6730>は25日、最近の業績動向を踏まえ、2020年11月に公表した業績予想及び配当予想の修正を発表した。期末配当については、本年6月開催予定の第26期定時株主総会に付議する予定。
2021年3月期通期連結業績予想数値(2020年4月-2021年3月)は、売上高が前回予想比8.4%増の90億円、営業利益が同2.86倍の5.15億円、経常利益が同2.13倍6.84億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.34倍の5.86億円、1株当たり当期純利益が52円98銭(前期実績41円85銭)となった。
当期のパチンコ・パチスロ機市場は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い旧規則機の市場撤去期限が延長されたことから、当期に見込まれていた新規則機への入替え需要は当期及び翌期へと分散されることとなった。同社では、パチンコ・パチスロ機向けグラフィックスLSIの販売は約40万個の見通し(42万個の販売計画)だったが、メモリモジュール製品は計画を大幅に上回る販売見通しとなった。
業績予想の修正に伴い、配当予想も修正した。年間配当金は、前回予想より16円増の27円(前期実績21円)。修正後の配当額で算定した連結配当性向は51.0%となる。
《ST》