5日と25日線【ゴールデンクロス】低PER 19社選出 <テクニカル特集> 3月31日版
31日の東京株式市場は、前日まで日経平均株価が4日続伸していた反動もあって目先筋の利食い圧力が優勢となった。バイデン米大統領が31日に打ち出す大型の経済対策に期待が高まっているが、一方で米10年債利回りが一時1.77%まで上昇したことが警戒されており、これを嫌気したリスクオフの地合いが東京市場にも波及した。外国為替市場でドル高・円安が急速に進んだことは自動車株などにプラス材料となったが、全体相場に与える影響は限定的だった。業種別では33業種中31業種が下落した。日経平均終値は前日比253円安の2万9178円と5日ぶり反落。東証1部の値上がり銘柄数は491、値下がり銘柄数は1650、変わらずは45。
本特集では、テクニカル指標「移動平均線のゴールデンクロス」と割安・割高感を示す株価指標「PER」に注目しました。東証1部において、短期的な上昇トレンドに転換した可能性が高まった、5日と25日移動平均線がゴールデンクロスを31日に示現した銘柄をピックアップ。その中から予想PERが東証1部平均 25.04倍を下回り、割安感が強い 19社を選び出しました。
選出した銘柄は、本格的な上昇トレンドに転換しない場合でも、PERが低く下値が限られるため、損失リスクが低いといえます。PBRなど他の指標も併せて吟味し、買い候補として注目してはいかがでしょう。
⇒⇒ 2部・新興市場を含めた全銘柄版「5日と25日移動平均線のゴールデンクロス」も、併せてご活用ください。
銘柄名 PER PBR
<3611> マツオカ 6.5 0.78
<6814> 古野電 9.8 0.79
<8057> 内田洋 10.3 1.23
<3001> 片倉 11.2 0.86
<7438> コンドー 11.2 0.97
<7856> 萩原工業 11.4 0.89
<2925> ピックルス 12.4 1.55
<8015> 豊田通商 13.6 1.22
<3276> 日本管理C 14.6 3.56
<7702> JMS 14.9 0.71
<6490> ピラー 15.7 1.00
<9381> エーアイテイ 16.6 2.04
<9414> BS11 18.9 1.04
<4251> 恵和 19.3 2.66
<8283> PALTAC 20.0 1.64
<7925> 前沢化成 21.7 0.41
<9470> 学研HD 22.6 1.73
<3978> マクロミル 24.2 1.37
<5018> MORESC 24.4 0.68
※当情報は参考資料・データとして提供しております。売買に関する最終決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
株探ニュース