明日の為替相場見通し=米経済の早期正常化期待が続くかどうかに注目

通貨
2021年4月5日 18時35分

今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、米経済の早期正常化期待が続くかどうかがポイントとなりそうだ。予想レンジは1ドル=110円20銭~110円80銭。

前週末に発表された米3月雇用統計は、非農業部門就業者数が前月比91万6000人(市場予想は64万7000人程度の増加)となったほか、失業率も6.0%と前月から0.2ポイント改善した。今晩に発表される米3月ISM非製造業景況感指数も強い結果となれば、米景気の回復基調が強まるとの見方から米長期金利が上昇し、つれてドル買い・円売りが流入することが予想される。ただ、その場合でも英国など欧州市場がイースター休暇で市場参加者が限られることから上値追いの勢いは限られそうだ。

出所:MINKABU PRESS

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