タマホーム大幅高、第3四半期営業益は9%増で配当計画を上方修正
タマホーム<1419>が大幅高で上場来高値を更新した。同社は12日取引終了後に、21年5月期第3四半期累計(20年6月~21年2月)の連結営業利益が前年同期比9.1%増の60億6400万円になったと発表。あわせて、期末一括配当を従来計画比15円増額の90円にすると発表したことも好感されているようだ。
第3四半期累計の連結売上高は同0.8%増の1454億9500万円で着地。主力の住宅事業で地域限定品や期間限定品を中心に受注が好調だったほか、リフォーム事業も堅調に推移したことなどが寄与した。なお、通期業績予想は売上高2100億円(前期比0.4%増)、営業利益90億円(同8.8%減)とする従来見通しを据え置いている。
また、3月度の受注速報も明らかにしており、前年同月比18%増となった。建売は前年同月を下回ったものの、注文住宅やリフォームは好調だった。