14日の株式相場見通し=続伸、3万円大台近辺では売り圧力意識
14日の東京株式市場は、引き続きリスクを取る動きが優勢となり日経平均は続伸することが予想される。前日の欧米株が総じて強い動きを示したことが投資家心理にプラスに働く。ドイツではDAXが最高値を更新した。米国株市場ではNYダウは小幅続落したもののハイテク株比率が高いナスダック総合指数は1%強の上昇を示し、S&P500指数は小幅高ながら最高値更新と上値指向が強い。東京市場では日経平均が3万円大台近辺では戻り売り圧力の強さが確認されており、上値の重さは引き続き意識されそうだが、個別株物色意欲は強い。外国為替市場で急速に円高傾向にあることは警戒材料で1ドル=109円を割り込む円高に進んだ場合は輸出セクターの株価などに影響を与えそうだ。
13日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比68ドル13セント安の3万3677ドル27セントと続落。ナスダック総合株価指数は同146.100ポイント高の1万3996.099だった。
日程面では、2月の機械受注など。海外では3月の米輸出入物価、米地区連銀経済報告(ベージュブック)など。