DNAチップ一時S高、肺がん遺伝子検査を8月に承認申請と報じられる
DNAチップ研究所<2397>が一時、ストップ高の785円に買われている。11時ごろの日本経済新聞電子版で、「8月にも、肺がん患者の遺伝子から最適な抗がん剤を選ぶ検査について医薬品医療機器総合機構(PMDA)に承認申請する」と報じられており、これが好材料視されている。
記事によると、患者の肺からがん組織を採取し、肺がんの検査に必要な5種類の遺伝子配列を同時に調べられる「次世代シーケンス」と呼ぶ技術を使って解析するという。1回で複数の遺伝子の変異をまとめて検査できるのが特徴で、どの抗がん剤が効果があるかを見極め、治療計画の策定に役立てるのが狙いという。22年の実用化を目指すとしていることから、中期成長へ寄与しそうだ。