後場の日経平均は234円安でスタート、日本電産やレーザーテックが安い/後場の寄り付き概況

市況
2021年4月23日 13時09分

日経平均 : 28953.45 (-234.72)

TOPIX  : 1910.44 (-12.06)

[後場寄り付き概況]

後場の日経平均は前日比234.72円安の28953.45円と前場終値から下げ幅を若干拡大して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は横ばいで推移。アジア市場は高安まちまち。為替は1ドル=107円90銭台と朝方から横ばいで推移。午前の日経平均は、米国市場が下落した流れを引き継ぎ反落でスタートした。寄り付き後は、半導体関連株が安値より切り返し、日経平均が下げ幅を縮小して、午前の取引を終了した。後場の日経平均は、午前の終値より若干下げ幅を拡大して取引を開始した。指数に寄与度の高いファーストリテイリング<9983>が前場終値より下げ幅を拡大し相場の重しとなっているようだ。なお、お昼休み中に日銀の黒田総裁が、ETFの出口戦略について、「個人へのETF売却案もオプションとしてあるが、具体的に議論してるわけではない」と述べている。このことから、日経平均型ETFの構成比率が高いファーストリテイリングの需給悪化懸念が高まり、指数は下げ幅を拡大したもようだ。

セクター別では鉄鋼、石油・石炭製品、機械、輸送用機器などが下落率上位となっており、一方、空運業、陸運業、ゴム製品、不動産業が上昇率上位となっている。東証1部の売買代金上位では、日本電産<6594>、ソフトバンクG<9984>、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>、マネックスG<8698>が安く、そのほか、任天堂<7974>、ソニーG<6758>、楽天グループ<4755>、東芝<6502>が高い。

《CS》

提供:フィスコ

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