コスモスイニがカイ気配スタート、投資用不動産の販売好調で21年3月期業績計画上振れ
コスモスイニシア<8844>がカイ気配スタートとなっている。26日の取引終了後、集計中の21年3月期連結業績について、売上高が1050億円から1070億円(前の期比3.2%減)へ、営業利益が収支均衡から23億円(同61.7%減)へ、最終損益が8億円の赤字から19億円の黒字(同44.4%減)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好材料視されている。
レジデンシャル事業やソリューション事業に対する新型コロナウイルス感染症の影響は限定的であり、投資用不動産の販売が好調だったことが要因。また、オフィス内装工事の受注が増加したことや、販管費を削減したことも寄与した。なお、無配としていた期末配当予想を7円にするとあわせて発表している。