タマホームは異色の上昇トレンド形成、コロナ禍で戸建て需要が好調
タマホーム<1419>は継続的な買いが観測されるなか、商いを伴い6日続伸と異色の上昇トレンドを形成している。きょうは、マドを開けて買われ110円高の2644円まで上値を伸ばした。首都圏郊外や地方圏などで低価格帯の注文住宅を販売するが、新型コロナウイルスの感染拡大を背景とした企業のテレワーク導入の動きなどを背景に、注文・分譲ともに戸建て住宅需要を刺激する状況となっている。同社はその需要を捉えている。21年5月期については前期利益急増の反動もあって、営業減益となる見通しだが、株価は高水準の受注獲得をベースとした22年5月期の業績の伸びを織り込みに行く動きとなっている。