フジクラ大幅続伸、21年3月期経常利益予想を2回目の上方修正
フジクラ<5803>が大幅高で3日続伸している。27日の取引終了後、21年3月期の連結経常利益は184億円(前の期比14倍)になったようだと発表。従来予想の85億円から大幅上方修正となり、これが好感されている。
情報通信事業部門で各国のデータセンターやFTTx(光ファイバー利用の高速データ通信サービス)に対応した需要が高水準で推移したほか、エレクトロニクス事業部門ではスマートフォン向けの需要が想定を上回った。また、生産性が改善したことなども上振れにつながった。前期業績の上方修正は2月に続き、2回目となる。