内外トランスが後場カイ気配スタート、21年12月期業績予想を営業利益64%増へ上方修正
内外トランスライン<9384>が後場カイ気配スタートとなっている。正午ごろ、21年12月期の連結業績予想について、売上高を240億円から270億円(前期比21.6%増)へ、営業利益を16億2000万円から23億1000万円(同63.7%増)へ、純利益を11億8000万円から16億8000万円(同97.5%増)へ上方修正したことが好感されている。
主力の海上混載やフルコンテナの単価、数量がともに予想を上回って推移していることに加えて、国内子会社でユーシーアイエアフレイトジャパンが航空貨物の需要を取り込むことに成功しているほか、フライングフィッシュの食品輸入の取り扱いが順調に推移していることなどが要因。また、海外子会社で各現地法人の貨物取扱量が増加していることも寄与する。
なお、同時に発表した第1四半期(1~3月)決算は、売上高71億9600万円(前年同期比33.3%増)、営業利益7億6100万円(同2.2倍)、純利益5億5100万円(同2.4倍)だった。