イトヨーギョの21年3月期業績は計画を上振れて着地
イトーヨーギョー<5287>がこの日の取引終了後、集計中の21年3月期単独業績について、売上高が27億5000万円から30億5200万円(前の期比3.7%減)へ、営業利益が5000万円から1億1300万円(同8.1%減)へ、純利益が3500万円から8600万円(同32.8%減)へ上振れて着地したようだと発表した。
新型コロナウイルス感染症拡大により、建築設備機器関連事業の公共事業案件の競争入札で発注状況に大幅な遅れが生じるなどの影響があったものの、コンクリート関連事業では、土木関連事業での新型コロナウイルス感染症の影響がわずかな程度にとどまり、特に付加価値の高い「ライン導水ブロック」を中心とした道路製品が堅調に推移したことが要因。また、環境対策製品「ヒュームセプター」が高速道路関連事業や民間施設の環境対策として好調に推移したことも寄与した。
同時に、8円を予定していた期末一括配当を10円(前の期12円)にするとあわせて発表した。