10日の株式相場見通し=続伸、金融緩和期待で最高値街道のNYダウに追随

市況
2021年5月10日 7時59分

10日の東京株式市場は、買い優勢の展開となり日経平均は続伸しそうだ。前週末の欧米株市場が総じて上昇したことを受けマーケットのセンチメント改善が見込まれる。米国株市場では注目された4月米雇用統計が市場予想を大幅に下回ったが、これによりFRBの金融緩和政策の継続期待が高まりリスクオンの様相を呈した。NYダウの上げ足は止まらず、最高値街道を走る状況にある。相対的に出遅れる東京市場でもこの流れを引き継ぎ幅広く買いが集まりそうだ。ただ、企業の3月決算発表が本格化するなか、この内容を見極めたいとの思惑に加え、新型コロナウイルスの感染拡大に対する警戒感もくすぶるなか、上値は限定的となる可能性もある。

前週末7日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比229ドル23セント高の3万4777ドル76セントと5日続伸。ナスダック総合株価指数は同119.395ポイント高の1万3752.237だった。

日程面では、きょうは5月の日銀当座預金増減要因見込みなど。海外では3月の豪小売売上高など。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.