サンワテクノス---21年3月期は2ケタ増益、アジアが堅調に推移
サンワテクノス<8137>は7日、2021年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比2.3%減の1,347.69億円、営業利益が同16.5%増の21.52億円、経常利益が同19.7%増の25.67億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同33.2%増の17.86億円となった。
日本の売上高は前期比1.9%減の1,082.52億円、営業利益は同6.9%減の11.97億円となった。産業機械業界向け及び半導体関連業界向けの電機品、産業機械業界向けの電子部品の販売は増加したが、アミューズメント業界向けの電子部品、産業機械業界向けの設備機器の販売が減少した。
アジアの売上高は前期比3.0%増の354.92億円、営業利益は同54.9%増の9.17億円となった。アミューズメント業界向けの電子部品の販売が減少したが、産業機械業界向けの電機品及び電子部品の販売が増加した。
欧米の売上高は前期比26.4%減の47.11億円、営業損失は0.01億円(前期は0.84億円の損失)となった。アミューズメント業界向けの電子部品の販売が減少した。
その他の売上高は前期比33.3%減の9.31億円、営業利益は同118.7%増の0.16億円となった。
2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比0.8%増の1,358.00億円、営業利益が同59.4%増の34.30億円、経常利益が同36.3%増の35.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同26.0%増の22.50億円を見込んでいる。
《ST》