リビング保証は年初来高値更新、高利益率の大口受注で21年6月期業績を上方修正
日本リビング保証<7320>が大幅高で4日続伸し、年初来高値を更新した。10日の取引終了後、21年6月期の連結業績予想について、売上高を24億円から27億円(前期比38.1%増)へ、営業利益を3億1000万円から5億5000万円(同2.7倍)へ、純利益を2億6800万円から4億3700万円(同2.3倍)へ上方修正したことが好感されている。
設備保証サービス契約が順調に伸長するほか、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)事業における高利益率の大口スポット案件の受注及び既存取引先の業績拡大を背景に、売上高、営業利益がともに計画水準を超えて推移していることが要因としている。
同時に発表した第3四半期累計(20年7月~21年3月)決算は、売上高19億6500万円(前年同期比33.7%増)、営業利益3億7100万円(同83.8%増)、純利益3億1500万円(同77.5%増)だった。