株価指数先物【昼のコメント】 バリューシフトでNT倍率は一時14.99倍まで低下

市況
2021年5月11日 12時15分

日経225先物は11時30分時点、前日890円安の2万8680円(-3.00%)前後で推移。寄り付きは2万9240円と、シカゴ先物清算値(2万9270円)にサヤ寄せする形でギャップスタートに。現物の寄り付き直後に2万9310円まで下げ渋る場面も見られたが、その後は一気に軟化し節目の2万9000円をあっさり割り込んでいる。その後も下げ止まることなく下落幅を広げ、前引け直後には2万8640円をつけた。

日経平均構成銘柄は値上がり数が15銘柄にとどまっており、ソフトバンクグループ <9984> 、東京エレクトロン <8035> 、アドバンテスト <6857> 、ファナック <6954> など指数インパクトの大きい値がさ株は軒並み大幅な下落となった。米国市場でグロースからバリューへのシフトが加速した動きを引き継ぐ形である。NT倍率は先物中心限月で一時14.99倍とボトムレンジまで低下。

前引けのTOPIXは1.98%の下落だったことから、後場は日銀のETF買い入れへの思惑が高まりやすいだろう。しかし、戻りの鈍さが意識される場面では、ショートを仕掛けてくる動きに繋がりそうだ。また、グローベックスの米株先物が弱い値動きを見せていることも、リバウンド狙いを手控えさせよう。

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